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散水試験

1ヶ所目、まずサイディング繋ぎ目のコーキングの隙間に散水試験を行いましたが漏水は見られませんでした。

散水試験 

2ヶ所目、ベランダ笠木に散水試験を行いましたら約3分後に漏水が発生しました。
しかし、散水地点と別なところから漏水するためベランダの手すりを外すことに致しました。

漏水箇所施工前

諸悪の根源ともいえる手すりの押え金物。構造上、上からビスを打つしかなかったのでしょうが、この穴から雨漏りが発生しておりました。

漏水箇所施工後

下地交換 この上に外巻で防水シートを貼っております。壁材を裏返して下地の上に貼ってますがこれが命取り。ちょうど溝にビスを打ってましたのでレールに水が流れビス穴からジワジワと浸水。

腐食した下地の板を取り外し、新規にて下地を設置しその上に新築の際に貼ってなかった防水シートをお水が浸入しても外に流れるように被せ、端部に防水テープを貼り押さえ、手すりの押え金物に関しても、将来的に雨漏りの恐れがあることから、上から打ち込んだビス穴を防水テープでふさいでから笠木金物を取り付けています。
フェンス柱の付け根にも新たに防水テープを貼りさらにコーキングにて防水処理をしています。
今回の雨漏りは、新築時には予想しなかったビス穴の劣化、手すり金物の下に敷いていたゴム状のクッション等が劣化したことにより、手すりの隙間から侵入したお水が裏返しに貼ったサイディングの溝を流れ溝にあるビス穴から1F天井裏に漏れて起こったと考察できます。
今回の雨漏り対策は、ハウスメーカーが漏れるはずがないと過信した笠木の下に2次防水である防水シートを怠ったために室内への浸水を引き起こした結果となりました。我々の工事では2重3重に浸水を防ぐ施工をしてはおりますが将来的に樹脂が劣化しますと後々シールの打ち増しが必要になります。